統合失調症について

図解・統合失調症

総監修:上島 国利 (国際医療福祉大学 医療福祉学部 教授)

症状の種類

統合失調症の症状を理解してより良い生活を送るために、症状を管理する方法をみつけて下さい。主に次の3つの種類に分けて、症状を把握することができます。

陽性症状

陽性症状とは、現実には起こっていないような考えや信念、感覚を持つことを意味します。
主な症状は幻覚(他人が経験していないような音や声が聞こえたり、ものが見えたりすること)や妄想(真実でないことを信じてしまうこと)です。
具体的には次のような症状があります。

周囲の色が明るく見えすぎると感じる
現実に存在しない人に、あとを付けられているという強い恐怖感を持つ
周囲の騒音がうるさすぎると感じて、会話に集中できない

陰性症状

陰性症状とは、気力ややる気が欠落している状態です。
元気だったころはよくしていたことをする気がなくなります。
具体的には、次のような症状です。

みんなと話をしたくない みんなと話をしたくない
何かを行う気力がほとんどない 自分の外見をほとんど気にしない

認知症状

認知症状とは、学習や集中力に問題がある場合を指します。
たとえば、初めての場所へはどう行けば良いかなど、新しい情報を習得するのに困難を感じます。
具体的には、次のような症状を指します。

読書やテレビに集中できない
他人の話に集中できず、会話が理解できない 自分の会話をうまくまとめて説明できない
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